自動車学校でのさまざまな体験
自動車学校で普通免許をとった時の記憶は、一番スリリングな体験が強烈に残っています。
それは、雨が降った日の夕方。
教官が「今日はちょっと危険なことをやるから、とりあえず助手席に座っていなさい」と言って私を助手席に乗せました。
そして直線をかなりのスピードで飛ばし、壁に当たる!という直前で急ブレーキ。車はタイヤがロックし、しかも水で滑ってすごい勢いで横へ流され飛ばされました。
私は本当の意味で心臓が止まるかと思いましたが、ギリギリのところで車は急停車。
「どうですか、怖かったでしょう。雨の日にスピードを出して走行してはいけません」と。
あんなに怖い体験をしたのは、後にも先にもあれだけです。次は本当の交通事故で死ぬ時かもというくらい。もちろん、その教えは今でも生かされています。教官、プロすぎる。
また、学科でのこと。私は本当に頭が悪くて、学科はなかなか受かりませんでした。仮免を受かって、あと学科の単位が1つあれば!というところで躓き、全然受からなくて。
そこへ教官がやってきて、勉強のコツや、ひっかけ問題の傾向を教えてくれました。
いいのかなぁと思いながらも、別に答えを教えてもらってるわけではないから、いいのかな?と思いつつありがたく聞きました。
そして次にとった学科クラスでは、無事に合格することができました。
そして最終的な本免許の試験では、学科で100点を採れました!これは50人くらい受けた中で、2人しかいなかったです。本当に晴れがましかった。
あのときの教官にはお世話になりました。学校に帰って、何度もお礼を言ったのがいい思い出です。
色んな先生がいるとは思いますが、いい先生に当たると楽しく免許が取れる場所だと思います。