自動車学校で痛い目に遭った話
数年前にわたしが自動車教習所に通っていた時の話です。その頃は大学生で夏休みを利用して、早めに自動車免許を取ってやろうと意気込んでいました。
そのため、自動車教習所はあまり人気がないところを選んで、出来るだけ滞りなく教習が出来るように予定を組んでいました。
そして、比較的早めに自動車教習の実習が出来る事になりました。最初は自動車の簡単な仕組みを教官から教わり、実際に動かす事になりました。
最初は怖かったのですが、慣れてみると直進だけでしたが、車を動かす事が出来ました。しかし、その後にちょっと酷い出来事が待っていました。
教官からシートベルトを付けなかった場合の衝撃と怖さを教えると言われ、教官に運転を代わったんです。そして、教官は、わたしにシートベルトをつけないように指示した後に車を発進させました。
程よくスピードが出た時に、急にブレーキを踏まれたんです。そしたら、わたしの身体は思いっきり、前に投げ出されて、頭がフロントガラスに直撃しました。
幸い、フロントガラスも割れず、わたしもちょっとこぶが出来た程度で済みました。でも、こんな教習の仕方はあるのか?という目線で教官を睨みつけてやると、教官は、そんなにわたしが吹っ飛ぶとは思わなかったと謝罪してきました。
まあ、その後も教習を続行して、判子を押して貰いました。その後、予定通りに自動車免許は取得出来ましたが、あの時の出来事は現在はネタ話として、活用しています。
友人には、リアルにその状況が想像出来ると言われ、いつもほくそ笑まれています。